コードストロークによる『歌うたいのバラッド』

ギターで自分の好きなアーティストの曲を演奏できるようになったら、そりゃあもうスゴク楽しいことだと思います。

ただ、もちろんアーティストはプロですから、簡単な曲から難しい曲まで、こちらの演奏レベル事情とは関係なく自由に作曲をし演奏していくわけですね。

我々は、その大好きなアーティストの大好きな曲を『弾けるようになりたい！』一心で、たくさん練習をして、時に目標を達成し喜び、時に挫折して落ち込むわけです。

私のギター教室に通っていらっしゃる生徒さんで、斉藤和義さんが大好きな方がいらっしゃいます。

その方は、これまでギターで数曲を演奏できるようになり。いよいよ、名曲『歌うたいのバラッド』に挑戦する時が来たわけです。

正直に言いますと、『歌うたいのバラッド』のギターによる伴奏は、かなり難しいです。

その理由は、『難しいコードがたくさん出てくる』ということに尽きます。

そのギター教室の生徒さんも、かなり苦戦しています。ただ、その方の凄いところは、絶対に諦めないこと。諦めずに、少しずつ少しずつ課題をクリヤーしていくので、最終的には絶対に曲を演奏することが出来るようになるでしょう。

つまり、ギター経験がそれほどない状態で「『歌うたいのバラッド』をギターで演奏したい！」と思っても、それには、絶対に諦めない強い気持ちと練習時間が必要になってくるわけです。
もしそれら条件が揃わなければ、やはり『歌うたいのバラッド』のように難しい曲は、まだずっと先の課題曲ということになるでしょう・・・

と、これは、今までのお話しです。

そうです。これからは、ギターよりも圧倒的に簡単に演奏できる『よなおしギター』があるではありませんか。

これからは、「とにかく直ぐに『歌うたいのバラッド』を弾けるようになりたい！」と思ったのならば、よなおしギターを使えば良いんです。

ただ、やはり曲自体が難しいので、よなおしギターでもそれなりの練習が必要になります。
それでも、動画をご覧いただければお分かり頂けると思いますが、一般的なギターでこの曲を演奏するよりは圧倒的に簡単です。

これからは、ギターで演奏したい大好きな曲が、たとえ難しい曲であっても、諦める必要もたくさんの練習をする必要も無くなりました。

よなおしギターが、ギターのハードルをグッと低くしてくれますからね。

よなおしギターによる『歌うたいのバラッド（コードストローク）』



この曲のコードは、『四声和音（四和音）』といわれる、４つの音で構成されたコードがたくさん出てきます。そのほとんどを、一般的なギターでは『ハイコード（バレーコード）』と言われる、音を出すのが難しいフォームで押さえなければなりません。
その上、『ｏｎコード』といわれる特殊なコードも多用されています。

よなおしギターの演奏では、もちろん、これらの難しいコードも音を省略せずに演奏していますが。コードフォームは、全て２フレット以内に収まっていて、ハイコードという概念がありません。
しかも、その押さえ方は、前回の記事にあるように理論的に理解しやすくなっています。

また、よなおしギターは基本的に キイＣ （ハ長調）の曲が得意ですが、この曲のキイはＤです。

つまり、よなおしギターは確かに キイＣ の曲が得意ですが、それは、他のキイでは演奏できないというわけではなく。全く問題なく、他のキイの曲でも演奏できます。

これは、一般的なギターにも得意なキイが存在するのと全く同じ現象です。

上の動画を見て頂いた後、もし興味がありましたら、ウクレレのコードストロークによる『歌うたいのバラッド』の演奏動画をＹｏｕＴｕｂｅで観ることが出来ますので、参考にしてみてくださ。

今まで『世界一簡単な楽器』と言われてきたウクレレとよなおしギター、どちらがこの曲を簡単に演奏しているのかを、ある程度は比べることが出来ます。

恐らく、ウクレレと同じ位か、それよりも簡単に演奏しているように見えると思います。




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